2015年2月10日火曜日

第三回「精神分析と倫理」研究会

無意識高い系研究会としてこつこつ継続しております「精神分析と倫理」研究会の第三回を、来る三月一四日(土)に行ないます。ひきつづき「発達障害」を中心テーマとしつつ、今回はサブテーマとして、社会と臨床の接点を思考するという目標を掲げました。かたや社会に組み込まれること、日常を生きるということ、そうしたことのために臨床実践が果たしうる役目は何か。かたや臨床の場面に生じるさまざまな経験に、どのように社会的なものが流れ込んでいるのか。こうしたことを考えつつ、大きくは「現代日本社会」のあり方についても見返すような議論ができればと思います。

第3回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」:社会と臨床のつなぎ―
http://www.ritsumei-arsvi.org/news/read/id/617


日時:2015年3月14日(土)13:00~18:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス 学而館2階 第3研究会室

研究報告①:発達障害の戦後史―世界、回路、もつれ
        渋谷亮(成安造形大学講師/教育思想史)
コメンテーター:河野一紀(滋賀大学特任講師/臨床心理士)

研究報告② :自閉症児の〈身体地理〉
        塩飽耕規(NPO法人 性犯罪加害者の処遇制度を考える会/臨床心理士・哲学)
コメンテーター :小倉拓也(日本学術振興会・明治大学/哲学)

主催:立命館大学生存学研究センター
共催:立命館大学人間科学研究所「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究(基礎研究チーム)」
参加費無料、申し込み不要

(今回はポスターなし)

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