若手の研究者主体に以下の研究会を企画しています。詳しくはリンク先をご確認ください。「精神分析」に関心のあるひとは、臨床・思想ともにそれなりに多くいるはずなのに、なかなか集まる機会も少ないので、まずは集まってみて考えをつき合わせてみよう、そこから何か立ち上がってくるものがあるのでは、という
想いが基本にあります。今年度のテーマを「発達障害」に設定していますが、二〇世紀のあいだ自閉症への精神分析的アプローチが家族(特に母親)に原因と責任を過剰に押し付けてきた、との批判を踏まえるなら、なかなか挑戦的なテーマかもしれません。未来に向けて何を言えるのか。現状と向き合いながら思想を鍛えていくための機会になればと願っています。
第一回「精神分析と倫理」研究会――「発達障害」をめぐって――
日時:7月19日(土)13:00―18:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス 学而館2階 第2研究会室
研究報告1.「発達障害」の問題圏と精神分析の位置
上尾真道(立命館大学・専門研究員)
コメンテーター:松本卓也(自治医科大学/精神科医)
研究報告2.「主体のポジションとしての「発達障害」」
河野一紀(滋賀大学・特任講師/臨床心理士)
コメンテーター:牧瀬英幹(大西病院/心理士・精神保健福祉士)
主催:立命館大学生存学研究センター
共催:立命館大学人間科学研究所「インクルーシブ社会に向けた支援の<学=実>連環型研究(基礎研究チーム)」
参加費無料、申し込み不要
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